オリーブ葉エキス

オリーブは、太陽ふりそそぐ地中海地方を原産とする、モクセイ科の常緑樹。地中海地方に住む人々は、お茶として煎じて飲むことで健康を維持していたと伝えられています。

また、オリーブの葉から得られるエキスには、ポリフェノール、フラボノイド、ミネラルなどが多く含まれています。特にポリフェノールの一種であるオレウロペインは、注目すべき成分です。オレウロペインは、抗酸化物質として体内で働いたり、一種の抗生物質のような働きをしたりします。

海草ポリフェノール

北欧やカナダで採れるヒバマタ科の海藻から、独自の技術により抽出された素材で、さまざまな働きが期待されています。この海藻は、海外では食用として利用される一方で、タラソテラピー(海洋療法)などにも用いられています。

赤ショウガエキス

アジアでは古くから漢方に使われ、また西洋でもハーブやエッセンシャルオイルとして健康維持に用いられてきたショウガ。資生堂では東洋原産の赤ショウガを使用しています。


アディポネクチンの産生を促進するのはオリーブ葉エキス
資生堂サプレックス オリーブリーフEXの主成分です。

資生堂H&BC開発センター、MetS対策に役立つ素材を探索、アディポネクチン産生促進はオリーブ葉

 内臓脂肪蓄積を阻害する素材はブドウ新芽エキスresveratrol(関連記事1)と海藻ポリフェノールphlorotannin、アディポネクチン(関連記事2)の産生を促進するのはオリーブ葉エキスoleuropein、これらを組み合わせるとメタボリックシンドローム(MetS)対策の効果は高まる──。

資生堂H&BC開発センター・ヘルスケア研究所は2007年5月20日、MetS対策の効果などを訴求した市販のサプリメント素材10数種類の中から、自社の動物実験で選び出した成果を、国立京都国際会館で開催された第61回日本栄養・食糧学会大会で発表した(関連記事3)。

同社はCoQ10サプリメントを大ヒットさせた実績を持つ(関連記事4)ため、機能性素材を開発する企業からの素材の売り込み件数は多いと推定できる。各企業が先に効果を確認した素材を横並びで評価できるため、評価研究の効率は高いといえそうだ。選んだ素材を組み合わせ、MetS対策の効果が最も高いサプリメントを商品化するのが狙いとみられる。


平成20年4月からメタボリックシンドロームの健診・保健指導の実施

平成20年4月から40歳以上の被保険者・被扶養者に対して、メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病予防のための健診・保健指導が実施されます。

生活習慣病対策を各自治体、医療保険者(勤務先)、被保険者本人・被扶養者本人がそろって担うことで、生涯を通じた健康管理が実施できるようになります。

●平成20年4月から始まります。
40歳以上の被保険者・被扶養者に対するメタボリックシンドロームに着目した健診・保健指導の実施が医療保険者に義務化されます。
健診データは、医療保険者が変わっても、引き継いで管理してもらえます。

健康診査の結果からメタボリックシンドロームのリスクに応じて、保健指導の必要性ごとに「情報提供」「動機づけ支援」「積極的支援」に区分されます。

厚生労働省ホームページ参照

※メタボリックシンドロームとは
糖尿病などの生活習慣病は、それぞれの病気が別々に進行するのではなく、おなかのまわりの内臓に脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満が大きくかかわるものであることがわかってきました。
内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態を、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といいます。
まだ病気とは診断されない予備群でも、併発することで、動脈硬化が急速に進行します。

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